さるやの楊枝
楊枝の種類と特徴
さるやで取り扱っている商品は大まかに3種類あります。
・黒文字楊枝(くろもじようじ)
・黒文字楊枝洗(くろもじろうじ あらい)
・上角楊枝(じょうかくようじ)
素材は全て黒文字ですが、それぞれ加工方法が異なります。
黒文字楊枝
さるやの中で一番スタンダードな楊枝です。束になって販売をしていますが、金千両の桐箱や各種桐箱の中身にもこちらの楊枝が入っています。
先端の加工を機械で行うことによって、鉛筆削りで削ったように円錐状に加工されているのが特徴です。
長さは6cmと7.5cmがあります。口の中で使用するなら6cmがおすすめで、果物やお菓子に刺して使う場合には7.5cmがおすすめです。
どちらを買うのが良いのか、と悩まれる方には、まずは一般的に販売している楊枝が6cmで作られているので、6cmをお買い求めいただくのをお勧めしています。
最初の楊枝にはぜひこちらを。
黒文字楊枝洗
この楊枝は「アライ」と呼ばれています。その昔、加工の際に木を洗うことから楊枝をアライと呼んいました。その名残で今でも「アライ」と呼ばれています。
黒文字楊枝との大きな違いは先端の加工法で、手削りで仕上げています。先端を面で削って仕上げるため、四角く加工されているのが特徴で、黒文字楊枝に比べ、先端が長く細くなっています。
こちらも6cmと7.5cmの長さのご用意があります。
手削りだから、アライの方がより良い商品ですか?と質問を受けることもありますが、黒文字楊枝より先端が細いため、歯茎に当たると痛いという方もいらっしゃいますし、しなやかで好きだと仰る方もいらっしゃいます。
どちらが良い楊枝か、という答えは難しく、同じ黒文字を使って作っており、違いは先端の加工方法のみになりますので、使用方法にあわせてお好きな方を選んでいただくのが良いのではないかと思います。
上角楊枝
楊枝として使うことのできる、限界の細さに加工された商品が上角楊枝です。その細さは約1.5mmほど、比べると黒文字楊枝が太く見えるほどです。
材料の調達から加工までその全ての工程が職人の手作業になります。熟練の職人ですら、1日に作ることのできる本数は400本ほどと、大量生産が出来ません。
しなやかで強度のある黒文字の木だからできる、最高級品の楊枝になります。
黒文字楊枝と黒文字楊枝洗の太さは同じで約2.2mm、約1.5mmの上角楊枝と比べると太く感じますが、使い勝手のよい、どなたでも握りやすい太さになっています。
ご紹介した楊枝は全て黒文字を使った楊枝になります。長さや加工方法に違いはありますが、どの楊枝を使われてもご満足いただける商品となっております。
さるやの楊枝、ぜひお使いください。
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さるやの楊枝は黒文字ークロモジー
ー黒文字とは?
クスノキ科の落葉低木で、日本に広く自生しています。
清涼感のある香りが特徴で、優しく香るため、強い香りが苦手な方にもおすすめです。その香りにはリラックス効果があり、日本では古くから愛される香りです。
ー黒文字楊枝の特徴は?
ほどよい弾力があり、しなやかで折れにくい楊枝となっています。